ブロー成形とは?
ブロー成形とは?
- プラスチック原材料をブロー成形機にて溶融して、パイプ状にする。(通称パリソンと呼ぶ)
- このパリソンを製品の外側のみ彫られている金型で挟み込み、中に空気を吹き込む。
- この空気で膨らませて製品を作ることがブロー成形である。吹きガラスと同じ原理である。
- 金型内で冷却されたものが、製品形状となる。
- ブロー成形の場合、必ずバリと言われる不要部分がつく。このバリを取り払うと、ブロー成形品となる。
ブロー成形品の長所:射出(インジェクション)成形ではできないような複雑な形状の製品ができる。
ブロー成形品の短所:空気圧でパリソンを金型に押し付ける為、内径形状および内径寸法はおおまか。
FLOW
製品完成までの流れ
材料投入〜機械押出
材料を機械上部のホッパーに入れる。
ハリを粉砕した物も再利用する。
材料を溶かす為、機械温度を適正に設定する。
十分機械が温まった時点で材料を出し始める。
成形開始〜量産
材料の表面が滑らかになったら金型で挟み込み、成形開始する。
肉厚、重量、強度を確認し製品の良品条件内に留まった所で量産を開始する。
カット〜バリ取り
ノコ刃で不要部分(袋)をカットする。
正確に切れるように製品を固定する物(治具)にはめ込んで切る。
細かい不要部分(バリ)をナイフでカットする。
検品〜梱包
製品を手に取り、一つずつ条件通りの形状かチェックしOKの物から順に梱包する。
これで製品は完成です。
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