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ブロー成形用金型
設計・修理

金型実績

500点以上

多様な業界の製品製造に豊富な実績

  • 修復
  • 設計
  • 移管

ブロー成形専門の町工場である当社は、創業以来500点以上の金型を製作し、多くの業界で実績を積んできました。建設資材、医療関係、防災用品、車両関係、ヘルスケア、家電製品、厨房機器など、さまざまな分野の製品に対応した金型設計が可能です。また、閉業などで既存取引先での製造ができなくなった金型の移管も受け付けております。金型の状態を確認後、スムーズな移管および製造再開をサポートします。さらに、金型の摩耗や損傷による修復や形状変更にも柔軟に対応いたします。お困りの際は、ぜひご相談ください。





  • 金型サイズ

    W500mm×D500mm×H800mmまで

  • 製造可能な製品の最小規格

    Φ30mm/重量10g

Flow

金型試作・設計
の流れ

1

製品要件の確認

製品の用途や求められる精度、成形素材や条件などをしっかりと確認します。製品の仕様に基づいて、金型設計の要件を明確にすることが非常に大切です。

製品要件の確認

2

金型設計

製品形状に最適な金型構造を決めます。ブロー金型は、基本的に左右2つに分かれた金型で構成されており、その合わせ目をPL(パーティングライン)と呼びます。このPLの設定が、製品の品質に大きな影響を与えるため、どこにPLを設定するかがとても重要です。

金型設計

パーティングライン(PL)設定の重要性

  • ・薄肉になりやすい製品形状

    製品形状で「高さ:1」に対して「幅:1」に近づく程、成形時に樹脂が引き伸ばされて薄肉になりやすいです。この場合、薄肉側にPLを設定することで、製品の薄肉化を大幅に抑えられます。

  • ・鋭角なPLは避ける

    鋭角なPLは、型締めの際にパリソン(成形前のプラスチック)が破れたり、成形時にシワなどの不良が発生するリスクがあります。そのため、PLにはできるだけ丸み(R)をつける必要があります。形状に応じてRの大きさを調整することが重要です。

3

試作・テスト金型の製作

試作金型を作り、実際に製品を成形してみます。試作段階では、成形品の形状や精度、金型の冷却性能などを検証し、必要に応じて調整を行います。

試作・テスト金型の製作

4

調整と改善

試作後、成形品の品質や金型の耐久性を評価し、設計や金型の改良点を洗い出します。改善点があれば、金型を修正し、再度テストを行います。

調整と改善

5

量産準備

量産体制に入る場合は、量産金型の製作に進みます。量産時の生産性や品質を考慮した最終調整を行います。

量産準備

Point

金型移管の注意点

金型の状態確認

01

金型の状態確認

移管を行う前に、金型の状態をしっかりと確認します。金型に摩耗や損傷がないか、精度が保たれているかをチェックすることで、移管後の製造に支障が出るのを防ぎます。特に、長期間使用されていた金型や屋外で長期間放置されていた金型は、状態を十分に確認し、必要な修理を施すことが大切です。

適切な保管・輸送方法

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適切な保管・輸送方法

金型は精密な製品ですので、輸送や保管の際には十分な注意が必要です。関東一円であれば、当社で金型の輸送を一括対応しますのでご安心ください。

製造再開に向けた調整

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製造再開に向けた調整

金型移管後、製造を再開する際は、最初の製造試験を行い、必要に応じて微調整を加えます。新しい設備や製造条件が異なる場合、成形品の品質を最適化するための微調整が必要となることがあります。製品品質が安定するよう、しっかりとサポートします。